こんにちは、婚活もなかです。
先日、ネットフリックスで「あのこは貴族」の映画版を見ました。
門脇麦さんが主演されている、東京育ちのお嬢様が婚活から結婚そしてその後を経て自分の生き方を考えていくお話です。
こちらの文庫本の方がピンとくる方、多いかも?
なかなかおもしろかったので、ちょっとご紹介させてください。
あ、でも婚活の参考になるかというとそんなに…だと思います。
ただ、女性が人生を考えるという点で共感したり、ええっっと驚いたりという点で楽しめる作品かな、と^^;
<ここからはネタバレ含みます>
主人公華子は「女性が外で働くとすれた感じになるから嫌」というお祖母ちゃんに育てられたという、いまどきちょっと珍しいほどの箱入りお嬢様。
自分の意思というよりも「それ以外に選択肢がないから」という受け身の理由で婚活をし、やがて誰もがうらやむような家柄も地位も男性幸一郎と出会い、そして結婚します。
けれどもちょっとしたことからすれ違い、それをどうも無視できず、離婚し、そこから自分の足で立つという人生を歩き出す…そんなお話ですが、それだけではありません。
華子とは真逆の存在として、地方の労働者階級出身の美紀の存在があって、この「あのこは貴族」は成り立ちます。
「あのこは貴族」の「あのこ」というのは、一見すると華子のようで実は幸一郎のことではないかとも思うのですが、まあその話は置いておいて💦
華子はなんとなしに婚活するのですが、そのときの友達との会話、例えば
「ヒマだから子ども欲しいっていうのは気持ち悪いよね」
「これでお友達同士合わせて妊娠なんて言ったら私たちとはもう絶縁だね」
という感覚、昔の自分にもあったなあと共感しました。
既婚組と未婚組で会話がかみ合わなくなってしまうということ、よくある話ですよね。
映画はさらっと見られますが、文庫本を読み直すと映画ではわからなかったことや伝わってこなかったことがたくさんあって、また楽しめました。
華子は20代後半という設定なので、ちょっと若い子向けかなと思いきや、30代~40代のわたしたちにも共感できるポイントは多いと思います。
よかったら婚活の合間にご覧ください^^
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